昨年(2010年)4月に事業を開始した我が社。
今月で2期目の営業に入った。
思えば、1年前は、まさにゼロからのスタートだった。
提供するサービスの仕組みも顧客も1から作り始めた。
お陰様で、この1年で約30軒の宿泊施設のお手伝いをさせていただけるまでに
なった。
あるデータによると、新規で起業した会社の9割は1年以内に消えていくという。
そこでいくと、我が社は何とか1割の方に残れたことになる。
しかし同じデータでは、残った1割の会社も、その9割が5年以内に消えてなくなるという。
ああ、恐ろしや。なんと厳しい現実社会。
さらに今回の大震災では、人間の営みのはかなさを思い知った。
大自然の猛威の前では、まるで木の葉のごとく、である。
技術革新のスピードの速さ、グローバルマーケットの不安定さ・・・。
我が社のような笹舟が生き残っていくには、知力体力根性だけでは足りない。
ある種の強運にも恵まれないとだめなんだろうな、などと思ってしまう。