IQを超える力

19 12月

最近のテレビ番組では、クイズショーが大人気です。これらの番組ではしばしば、東大卒などの高学歴タレントが目立っています。クイズが得意な人はしばしば「頭が良い」と称賛されますが、クイズでの勝利は単に豊富な知識を持っていることを示すに過ぎません。しかし、「頭が良い」ということはそれだけではありません。

例えば、複雑な問題を迅速に理解し、論理的に考える能力や、新しいまたは困難な問題に直面した際に、創造的かつ効果的な解決策を見つける問題解決能力、情報を分析し、論理的な結論を導き出す能力などがあります。これらはIQ(知能指数)で測られ、知能の高さを示すとされています。しかし、IQが高い人が必ずしも社会で成功しているわけではありません。

ここで注目されるべきはIQではなく、EQ(感情知能指数)です。EQは、自分の感情を正確に理解し、他者の感情を適切に認識する能力を指します。これは、職場での効果的なコラボレーション、対人関係、そして優れたコミュニケーションを実現するために不可欠なソフトスキルです。

EQ研究の第一人者である心理学者ダニエル・ゴールマンによると、人生を成功に導く要因の中でIQが果たす役割は、多く見積もっても20%に過ぎません。多くの人は「頭が良い人」とは、日常生活での人間関係を上手く扱える人だと考えています。例えば、職場で高く評価されるのは、部下の無言のメッセージを敏感に察知できる上司のような人です。

コロナウイルスの影響でテレワークが増え、直接的な対面機会が減少した今、EQの重要性は一層高まっています。EQが高い人は、外交的で快活、悩みをあまり抱えず、他人や大きな目的のために自己犠牲を厭わず、責任感や倫理観がしっかりしています。彼らは他人に親切で思いやりが深く、感情は豊かですがコントロールされています。また、自分にも他人にも社会に対しても警戒心を持たない特徴があります。皆さんの職場にも、このような特徴を持つ人材がいるのではないでしょうか?

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