じゃらんnetが来年4月に大幅な変更を行うことが明らかになった。シングル利用の手数料が4%から6%に上がるなど、ビジネスホテル系の多くが不利益変更になるとして、不満の声が上がっている。
しかし、残念ながらこれはもう決まってしまったこと。今さらじゃらんnetと手を切る勇気もない。それを嘆くよりも、これからその変化に備え、行動を起こさなければならないことがたくさんある。
利用者に付与するポイントが5%から2%変わることも、楽天とのパワーバランスに影響を与えていくだろう。しかし、最大のポイントは、いままでじゃらんと楽天に席捲されてきたネット予約市場に、自社ホームページの予約が風穴を開けるチャンスが到来したことだ。
いまいちど自社の予約システムの見直しを行い、販売プランの練り直しをしよう。
また、今後もネット市場においては様々な変化が続くだろう。しかし、常に変化をチャンスと捉えて、前向きに対応していく姿勢が、売上利益の拡大を図る第一歩となることは言うまでもない。