北海道内ではまもなく紅葉の最盛期を迎える。
この、紅葉の写真というのが、なかなか撮るのが難しい。
どうせなら、最も色づいたピークの時に撮影したいが、前の日までさっぱりだったのが、一夜の冷え込みで翌朝には、ガラッと風景が変わったようにピークを迎えることがよくある。
しかしこのピークはほんの数日しかない。
紅葉は少し曇り加減の方がいい写真が撮れると言われているが、あまり空が暗すぎてもだめだし、晴れの日なら真昼より朝夕の方が良い場合もある。つい多忙の中でタイミングを逃してしまい、結局1枚も撮れなかった、ということが多いのでは?
宿泊プランの販売は2~3ヶ月前からが基本。そうなると、使う写真は前の年に撮るしかない。つまり写真撮影は1年後に向けた先行投資のようなもの。
「いい写真がない」と嘆くことがないように、常に撮りためる習慣を身につけたい。