ウェブ担当者

19 7月

ホテル旅館の経営トップ(社長や支配人)が、ウェブに対する知識をきちんと持っているケースは現実にはほとんどない。一方で、ウェブ制作会社のスタッフがホテル旅館の知識を持っていることもほとんどない。

ウェブ制作会社はありとあらゆる業種を相手にしているので、当然ながら特定の業種の中身に詳しいことは普通ありえないのである。故にこれは仕方がないこと。


しかし、ホテル旅館側がウェブに対する知識をきちんと持たないことは、絶対にまずい。経営トップではなくても、中間幹部クラスでも良いので、最低1人はしっかりしたウェブ担当者が必要なのである。

なぜなら、ホテル旅館とウェブ制作会社、お互いにお互いが分からない者同士がタッグを組んで、良いウェブサイトを作るというのは非常に困難なのである。

ページ数が少なく、構成が単純なウェブサイトなら、制作側がある程度リードしていくことも可能だが、中規模~大規模サイトになると、そうも行かない。

この間を取り持つ、ホテル旅館側のウェブ担当者が優秀だと、制作は非常にスムーズに進み、良いものが出来てくる。反対だと、とても”残念”なウェブサイトが出来上がってしまうことになる。

でも、このウェブ担当者が優秀なのかそうでないのか、その判断を経営トップができるかというと、これまた非常に難しいのである。

ウェブに関してもコンサルティングという視点を取り入れた方が”残念な”ウェブサイトを生み出してしまう不幸を回避できるのだが・・・。

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