プラン数 80対20の法則

25 6月

ネット予約で最適なプラン数は何プランか。これについては意見が分かれるところだろう。

分かれて当然である。競合の激しい都市部のホテルなら、プランを選んでもらうという理由ではなく、自社プラン一覧ページへの滞留時間をできるだけ伸ばして、他社への離脱を防ぐ目的で、やたらめったらプラン数を増やすホテルがある。確かに競合対策としては一定の意味があるが、顧客にとってはストレスになる。

一方で、商品がベッドルームと朝食くらいしかないビジネスホテルとリゾートホテルでも、プラン数への与件は大きく変わってくる。

そんなわけで、適正なプラン数は一概にいくつとは言えないのだが、ここでひとつだけ意識しておくべきセオリーがある。

それは、ネット予約において、売上の8割はプラン数の2割で上げているという法則。ここでも、あの80対20の法則が生きているのだ。そして、売上の2割しかない8割のプランの存在価値は、2割の売上を上げることより、もっと別のところに置くべきなのだ。それは、ホテルの魅力を間接的にPRする場として活用すべきなのである。

ひとつの例として、ホテルのバーのカクテル付のプランを作ったとする。夜景がきれいで雰囲気の良いバーのおいしそうなカクテル・・・。ここまでインプットできれば、他のプランで予約をした顧客が宿泊当日、バーのことを思い出して足を運んで、付帯売上に貢献してくれるかもしれない。あるいは、部屋のグレードや料金などがほとんどかわならいAホテルとBホテルの選択に迷っている顧客が、直接関係のないバーのことで、微妙に判断を変えるかもしれないのである。

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