リゾートブーム

20 6月

私は大学を卒業してすぐの1990年に、西武グループが開発した北海道新得町のサホロリゾートに入社した。入社したときの施設としては、スキー場、ゴルフ場に加えクラブメッドサホロなどホテルが2棟であった。まだ開発は初期段階であり、その後にコンドミニアム建設やスキー場の拡張など壮大なマスタープランが描かれていた。夢と希望にあふれていた。

一方でスキー場もブームに乗って好景気だった。北海道スキーツアーも全盛期で、メディア各社の取材も多く、テレビや雑誌などでひと冬に100本以上の現地取材の対応に追われたりした。

しかしバブルが弾けて、マスタープランの中止を余儀なくされ、リゾート経営は根底から崩壊した。僕も6年勤務したあと、日本のリゾートへの失望感からリゾート企業から退職の道を選んだ。

日本には欧米のようなリゾート文化が根付くことは無理なのだろうか。その素朴な疑問はいまだに晴れていない。単に経済的な要因ではない、国民性、文化によるものだとすれば、それは絶えず緩やかに変化し続けているものだと思う。いつか、理想的な本物のリゾート文化が醸成される動きが加速していくことを願ってやまない。

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