故事ことわざに『一年の計は元旦にあり』というのがある。一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だという意味らしい。
しかし、「それはないだろう!」と思う。なぜなら元旦といえば、朝から酒を飲み、おせちを暴食し、気持ちも思いっきり緩みっぱなしでスタートする。そんな日に、大事な一年の計を立てるなんてあり得ない。
ということで、私は当然ながら(エラそうに)、年内に2014年の目標やら行動指針なるものを考え、決めておいた。自分のこと、家族のこと、仕事のことの3領域にそれぞれテーマを設定した。
そのなかで、自分についてのテーマ=「型決め」である。
昨年は「なりたい自分」になかなか近づけない、だらしない自分がいた。頑張ってはみるのだけど、うまくいかない。好調が持続しない。そこで、今年は型(パターン)を意識的に作って、それに自分の行動を当てはめていく、という戦法を試してみようと思う。
生活リズム、健康管理、自己啓発などを、自分のやる気や記憶力、能力といった頼りないものに頼ろうとしない。かわりに仕組みとしての「型」に頼ろうということだ。これにより良い意味の習慣化につなげていければ、意識せずとも「なりたい自分」に近づくための行動をとれるようになる、と思うのだ。
さあ、楽しんで早速とりかかろう。