研修の講師を始めた

31 7月

 最近、ちょっとした縁から、研修講師の仕事をやるようになった。主に自治体や民間企業向けの能力開発の研修を専門に行う会社の契約講師としての仕事だ。担当するテーマは職場のコミュニケーションやリーダーシップ、問題解決やタイムマネジメントなど幅広い。自分の会社(プライムネット)の経営も、おかげさまで順調なため、仕事もかなり忙しくなってきている。そこで、あくまでも本業の合間の時間を使って、という建前なのだが、何せ講師など初めての経験なので、準備や勉強に意外に時間がかかってしまう。 

 それでも、「自分の幅を広げるため」との思いもあって、今は前向きに取り組んでいる。僕の20年間のホテル旅館業の経験のなかでも、後半の約10年は支配人としてマネジメントに携わってきた。すなわち、組織運営や仕事の改善、問題解決などは、まさに日常の課題として、それなりのことをやってきたつもりだ。でも、いざそれを教える段になると、当然ながら別の次元の難しさがある。そして更には、ふと気が付くと、次から次へと新しい研修の引き合いが来る。有難いことだが、プライムネットも今まさに成長期。続々とクライアントも増え、新しい戦略やサービスにも日々対応している。バランスに気を付けて、どちらの仕事にも相乗効果を生むような取り組みをしていきたいと思う。