工場の機械化から始まった産業革命も、第四段階に入ったと言われています。AIやビッグデータ、IOTなどがキーワードです。少し前ならSF映画の世界だったことが、現実になりつつあります。そんな中、我が国の政府はある危機感を募らせています。他国に比べて、日本の経済界が対応に遅れを取っていると指摘しているのです。
インターネットの例では、Google、Facebook、Amazonを見ればその差は歴然です。宿泊予約サイトの世界でも、Booking.comやExpedia の力は圧倒的です。民泊サイトのAirB&B、自動車配車のUrberなどはパラダイムシフトを起こしました。クルマの自動運転、ロボットテクノロジー、ドローンの活用、宇宙旅行、どれを取っても日本産業界は一歩も二歩も他国にリードを許しています。
宿泊施設においても、産業革命の波が今後押し寄せてくるでしょう。旅行会社のHISが仕掛ける「変なホテル」、品川プリンスホテルのデリバリーロボットはほんの序章に過ぎません。宿にある全てのモノがIOT技術でつながって、生産性の向上、サービスの改善なども実現するでしょう。
「自分たちには縁がない。」「それは当分先のこと。」などと言ってはいれらません。第四次産業革命が進む速度は過去のものとは比較にならないほど速いと専門家は予想しています。内閣府や経済産業省のホームページにも興味深い内容が掲載されていますので、ご覧いただいてはいかがでしょうか。
第四次産業革命
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11月