植物を育てる

26 6月

僕の自宅の室内には何種類かの観葉植物があって、庭には樹木や花、ハーブ類が植えてあります。特段、植物や花が好きというわけではありません。観葉植物は誰かにもらったり、庭には植える場所があるから植えてみた、という感じです。でも生き物なので、手を抜くとすぐに枯れたり、状態が悪くなってしまう。だからそれなりに日常の中で最低限の面倒をみています。植物を愉しんで育てているというよりは、どちらかというと消極的に、やや義務的に取り組んでいる。そんなものだから、植物についての知識は誠に乏しく、日々の管理もかなり適当です。なので、数々の失敗をやらかしています。

アイビーに水をやりすぎて根腐れを起こして枯れた。バラを適当に植え替えをしたら花が咲かなくなった。植えた場所の日当たりが悪くて野菜が生育しない。気温が低いうちに鉢植えを屋外に出したら葉が全部落ちて枯れた。原因がわかるものもあれば、なぜそうなったのかわからないものもあります。

最近になって、今までは適当にやってきた植物の管理が、適当では何となく気が済まなくなってきました。枯らしてしまったり、元気がない植物を見ると、気分が悪い。何とか改善できないか、問題解決する方法はないかと考え、あれこれ試してみるようになりました。

そんなことで、最近の休日といえば結構な時間を植物の管理に費やしています。特に春から夏にかけてはやることが多い。しかし休日にはもっと他にもやりたいことがある。時間が足りない。だから、植物はこれ以上増やすべきではない。断捨離すべきである。できるだけ手間がかからないような管理の仕方に変えていく。そんなことを考えだした今日この頃です。

ここまで書いてみて、ふと気づいた。植物を管理し育てることと、会社の経営を管理し社員を育成することは、共通点が多いなと。