「道内景気16年ぶり回復」
「訪日客最多495万人」
「4-6月期道内経済動向調査 全7業種がプラス」
最近、新聞にはこんな景気のいい見出しが並ぶ。
各メディアで連日「アベノミクス」による円安株高の効果が報じられる。
僕が大学を卒業して社会人になったのが1990年。
そしてすぐにバブルが弾け、以来二十年以上、日本経済が常に景気後退し
続けるなかで、観光宿泊業に従事してきた。
謂わば完全な下りエスカレーターに乗っかってしまった状態。
平均にやっていると、確実に下がって行く。相当頑張って、やっと現状維持。
そんな辛い辛い環境の中で生きてきた。
それがどうだ?
今まで目にしたこともないような風景が見え始めている。
どうやら本当に景気回復の波がやってきそうだ。
でも、ただ黙っていてはその波には乗れない。
これから起きる様々な変化にスピード感をもって対応しないと、上りエスカレーターに
乗り損ねてしまうだろう。